愛犬の涙やけ、フードで変わるって本当?
愛犬の目の周りが赤茶色に変色する「涙やけ」。毎日拭いてあげているのに、なかなかキレイにならない……そんな経験はありませんか?
涙やけの原因はさまざまですが、実は毎日の食事が大きく関わっているケースが少なくありません。私自身、トイプードルを飼い始めた頃に涙やけに悩み、フードを見直したことで徐々に改善した経験があります。
この記事では、涙やけの原因を整理したうえで、フード選びのポイントとおすすめのドッグフードを紹介していきます。
犬の涙やけが起きる主な原因
涙やけは「流涙症」とも呼ばれ、涙が過剰に分泌されたり、うまく排出されなかったりすることで起こります。主な原因は以下の通りです。
食事に含まれる添加物・消化しにくい原材料
人工添加物や消化しにくいタンパク源が含まれるフードを食べ続けると、体内で老廃物がたまりやすくなります。その結果、涙の成分が変化して涙やけが起きやすくなるといわれています。
鼻涙管のつまり
トイプードル、チワワ、マルチーズなど小型犬に多いのが、鼻涙管(涙の通り道)が細いことによるつまりです。これは体の構造的な問題ですが、食事の改善で涙の質を変えることはできます。
アレルギー反応
特定の穀物や原材料にアレルギーがあると、涙の量が増えることがあります。フードを変えてみて涙やけの程度が変わった場合は、アレルギーの可能性も考えられます。
水分不足
水を十分に飲んでいないと、体内の老廃物が排出されにくくなり、涙やけが悪化しやすくなります。ドライフードがメインの子は特に注意が必要です。
涙やけ対策のドッグフード選び|5つのポイント
フードを選ぶときに意識したいポイントを5つにまとめました。
1. 消化しやすい動物性タンパク質がメイン
涙やけ対策で最も重要なのは、消化吸収の良い動物性タンパク質を主原料にしたフードを選ぶこと。消化が良いと老廃物がたまりにくく、涙の質の改善が期待できます。馬肉、チキン、サーモンなどが消化しやすいタンパク源として知られています。
2. 人工添加物が不使用
人工の着色料・香料・保存料は、涙やけを悪化させる要因の一つ。原材料欄をチェックして、不要な添加物が入っていないか確認しましょう。
3. 穀物への配慮があるか
小麦やトウモロコシはアレルゲンになりやすい穀物です。穀物が合わない子には、グレインフリー(穀物不使用)のフードを試してみる価値があります。ただし、すべての犬に穀物が悪いわけではないので、愛犬の様子を見ながら判断してください。
詳しくは「グレインフリーのおすすめドッグフード」でも解説しています。
4. 腸内環境をサポートする成分が含まれているか
乳酸菌やオリゴ糖など、腸内環境を整える成分が配合されたフードは、消化を助けて体内の老廃物を減らす働きが期待できます。
5. 粒のサイズが愛犬に合っているか
小型犬の場合、粒が大きすぎるとよく噛めずに丸飲みしてしまい、消化不良につながることがあります。愛犬の口のサイズに合った小粒タイプを選ぶのもポイントです。
涙やけ対策におすすめのドッグフード3選
上記のポイントを踏まえて、涙やけ対策に向いているドッグフードを3つ厳選しました。
| 商品名 | 主なタンパク源 | グレインフリー | 粒サイズ | 対象 |
|---|---|---|---|---|
| ミシュワン小型犬用 | 馬肉・鶏肉 | ○ | 小粒 | 小型犬 |
| モグワン | チキン・サーモン | ○ | 小〜中粒 | 全犬種 |
| カナガン | チキン | ○ | 小〜中粒 | 全犬種・全年齢 |
ミシュワン小型犬用|消化の良い馬肉×関節ケアの万能型
小型犬の涙やけ対策として、まず注目したいのがミシュワン小型犬用です。
主原料に消化の良い馬肉を使用しており、添加物を使っていないのが特徴。消化がスムーズになることで、老廃物がたまりにくい体づくりをサポートしてくれます。
さらに緑イ貝を配合しているので、小型犬に多い関節のケアも同時にできるのが嬉しいポイント。小粒設計で小さな口でも食べやすく、うちのトイプードルも最初からよく食べてくれました。
涙やけと関節ケアの両方が気になる小型犬の飼い主さんには、特に試してみる価値のあるフードだと思います。
モグワン|動物性タンパク質たっぷりの実力派
チキンとサーモンを組み合わせたモグワンは、動物性タンパク質が50%以上という高タンパクなフードです。
良質なタンパク質をしっかり摂ることで、消化吸収が良くなり、涙やけの改善にもつながりやすくなります。グレインフリーなので、穀物アレルギーが気になる子にも向いています。
全犬種対応なので、中型犬・大型犬の涙やけケアにもおすすめです。
カナガン|グレインフリーの定番フード
穀物アレルギーが涙やけの原因かもしれないと感じている場合は、カナガンを検討してみてください。
香料・着色料不使用のグレインフリーフードで、全犬種・全年齢に対応しています。子犬からシニアまで使えるので、多頭飼いの家庭でもフードを統一しやすいのがメリットです。
フード以外にもやっておきたい涙やけケア
フードの見直しと合わせて、以下のケアも取り入れると効果的です。
- こまめに目の周りを拭く: ぬるま湯で湿らせたガーゼやコットンで、1日1〜2回やさしく拭いてあげましょう
- 水分をしっかり摂らせる: ドライフードにぬるま湯をかけたり、ウェットフードを混ぜたりするのも有効です
- 目の周りの毛をカットする: 目に毛が入ると涙の量が増えるため、定期的にトリミングしてもらいましょう
涙やけの改善には時間がかかることが多く、フードを切り替えてから1〜3ヶ月ほど様子を見るのが目安です。すぐに変化がなくても、焦らず続けてみてくださいね。
愛犬の毛並み全体が気になる方は「毛並み・毛艶ケアにおすすめのドッグフード」も参考にしてみてください。
よくある質問
Q. 涙やけはフードを変えるだけで治りますか?
フードの見直しだけで完全に改善するケースもありますが、鼻涙管の構造的な問題が原因の場合は、フードだけでは解決しないこともあります。食事の改善を続けても変化が見られない場合は、かかりつけの獣医さんに相談することをおすすめします。
Q. フードの切り替えはどうやればいいですか?
急に変えるとお腹を壊すことがあるため、1〜2週間かけて徐々に新しいフードの割合を増やしていくのが基本です。最初は新しいフードを1割程度混ぜて、少しずつ割合を上げていきましょう。
Q. 子犬の涙やけにもフード選びは有効ですか?
はい、子犬のうちから消化の良いフードを選ぶことは涙やけ予防に役立ちます。子犬向けのフード選びについては「子犬のドッグフード選びガイド」で詳しく解説しています。
Q. 無添加のドッグフードなら涙やけは改善しますか?
人工添加物が涙やけの一因になっているケースでは、無添加フードへの切り替えで改善が見られることがあります。ただし、無添加であれば何でも良いというわけではなく、タンパク源の質や消化の良さも重要です。
