暑い季節になると、愛犬の食欲が目に見えて落ちることがありますよね。いつもはペロリと完食するのに、フードボウルの前で立ち止まってしまう……。そんな姿を見ると心配になるものです。
犬も人間と同じように夏バテをします。とくにフードの選び方や与え方を少し工夫するだけで、暑い時期を元気に乗り越えられることも多いんです。この記事では、犬の夏バテの原因から、フード選びのポイント、実際に試しやすいドッグフードまで、まるっとお伝えします。
犬の夏バテサイン|こんな様子が見られたら要注意
犬は言葉で体調不良を伝えられないぶん、飼い主さんが日頃の変化に気づくことが大切です。夏場にこんなサインが見られたら、夏バテの可能性があります。
- フードを残す・食べるスピードが遅くなる
- 散歩を嫌がる、すぐに座り込む
- 水ばかり飲んで、ごはんに興味を示さない
- 日中ぐったりと寝ている時間が増えた
- 便がゆるくなった
一つひとつは些細な変化ですが、複数当てはまる場合は夏の暑さが体に負担をかけているかもしれません。
夏バテ時のドッグフード選び|3つのポイント
食欲が落ちている愛犬のために、フード選びで意識したいポイントをまとめました。
1. 高タンパク・少量で栄養が摂れるフード
夏バテで食べる量が減っているときこそ、少量でもしっかり栄養を摂れるフードが理想です。動物性タンパク質が豊富なフードは嗜好性も高く、食いつきの改善にもつながります。
目安としては、主原料にチキンやサーモンなどの動物性タンパク源が50%以上使われているものがおすすめです。
2. 消化にやさしい配合
暑さで胃腸の働きが落ちやすい夏場は、消化の負担が少ないフードを選びたいところ。グレインフリー(穀物不使用)のフードや、小粒で食べやすい設計のフードは、お腹が弱くなりがちな時期に適しています。
3. 香りがしっかりしているフード
犬は嗅覚で食欲が刺激されます。風味が豊かなフードは、食欲が落ちている時期でも「食べたい」という気持ちを引き出しやすいです。ドライフードをぬるま湯でふやかして香りを立たせるのも一つの手ですよ。
夏バテ対策におすすめのドッグフード4選
ここからは、上記のポイントを踏まえて夏場にも試しやすいドッグフードをご紹介します。
| 商品名 | 対象 | 主なタンパク源 | 特徴 | グレインフリー |
|---|---|---|---|---|
| モグワン | 全犬種・全年齢 | チキン&サーモン/マグロ&白身魚 | 動物性タンパク50%以上、2種類から選べる | ○ |
| カナガン | 全犬種・全年齢 | チキン | 香料・着色料不使用、嗜好性が高い | ○ |
| ネルソンズ | 中〜大型犬 | チキン50%以上 | 5kg大容量でコスパ良好 | ○ |
| ミシュワン小型犬用 | 小型犬 | 馬肉配合 | 緑イ貝で関節ケア、小粒設計 | − |
モグワン
動物性タンパク質が50%以上含まれているモグワンドッグフードは、チキン&サーモンとマグロ&白身魚の2種類があります。食欲が落ちたときにフレーバーを切り替えて変化をつけられるのは、夏場にはうれしいポイントです。全犬種・全年齢に対応しているので、多頭飼いのご家庭にも取り入れやすいですね。
カナガン
チキンをたっぷり使ったカナガンドッグフードは、素材そのものの香りが豊かなのが特徴です。香料や着色料を使っていないので、添加物が気になる飼い主さんにも選びやすいフードです。ぬるま湯をかけるとチキンの風味がさらに引き立って、食欲が落ちた子でも鼻をクンクンさせて寄ってくることが多いですよ。
ネルソンズ
中〜大型犬と暮らしている方には、ネルソンズドッグフードが試しやすい選択肢です。チキンが50%以上でグレインフリー、さらに5kgの大容量パックなので大型犬でもコスパの面で続けやすいのが魅力です。夏バテ対策は一時的なものではなく、暑い時期を通して続けるものなので、無理なく継続できるかどうかも大切ですよね。
ミシュワン小型犬用
小型犬の飼い主さんにおすすめなのが、ミシュワン小型犬用です。小粒設計で食べやすく、馬肉を配合しているのでヘルシーながらもしっかりとした味わい。緑イ貝が配合されていて関節ケアにも配慮されているので、暑さで運動量が落ちがちな時期の体づくりにも役立ちます。
夏場のフードの与え方|すぐできる5つの工夫
フード選びと合わせて、与え方にもひと工夫すると食いつきが変わることがあります。
1. ぬるま湯でふやかす
ドライフードに30〜40℃程度のぬるま湯をかけてふやかすと、香りが立って食欲を刺激します。同時に水分補給にもなるので一石二鳥です。
2. 1日の食事回数を増やす
1回の量を減らして、1日2回を3〜4回に分けるのもおすすめです。少量ずつなら消化の負担も軽くなります。
3. 涼しい時間帯にごはんタイムを設ける
早朝や夕方の涼しい時間帯にフードを出すと、暑さによる食欲低下を避けやすくなります。
4. フードトッピングで変化をつける
茹でたささみやかぼちゃ、すりおろしきゅうりなどをトッピングすると、夏場でも喜んで食べてくれることがあります。トッピングのアイデアについては、関連記事でも詳しくまとめています。
5. フードを冷蔵庫で軽く冷やす
常温より少しひんやりさせたフードを好む子もいます。ただし冷やしすぎるとお腹をこわす原因になるので、冷蔵庫から出して5分ほど置いてから与えるのがポイントです。
よくある質問
Q. 犬の夏バテは何日くらい続きますか?
個体差がありますが、環境改善やフードの工夫で数日〜1週間ほどで食欲が戻ることが多いです。1週間以上食欲不振が続く場合や、元気がない・嘔吐があるなどの症状が見られる場合は、かかりつけの獣医さんに相談してください。
Q. 夏場はウェットフードに切り替えたほうがいいですか?
水分量の多いウェットフードは夏場の水分補給に役立ちますが、完全に切り替える必要はありません。ドライフードをぬるま湯でふやかしたり、ウェットフードをトッピング的に混ぜたりするのが取り入れやすい方法です。
Q. エアコンの設定温度は何度がいいですか?
犬が快適に過ごせる室温は22〜26℃が目安です。直接風が当たらないようにして、自分で涼しい場所と暖かい場所を行き来できるようにしてあげるのが理想的です。
Q. 水を飲まない犬にはどうすればいいですか?
水にほんの少しだけヤギミルクや鶏の茹で汁を混ぜると、風味がついて飲んでくれることがあります。また、水飲み場を複数箇所に設置するのも効果的です。フードをふやかして与えれば、食事と一緒に水分を摂ることもできますよ。
