換毛期の愛犬、こんなお悩みありませんか?
春と秋にやってくる換毛期。愛犬の抜け毛がいつもより増えて、「ブラッシングしても追いつかない!」と感じている飼い主さんは多いのではないでしょうか。
換毛期はダブルコートの犬種を中心に、古い被毛が一気に生え替わる時期です。柴犬やゴールデンレトリバー、コーギーなどはとくに抜け毛が多く、部屋中が毛だらけになることも珍しくありません。
ブラッシングやシャンプーといった外側からのケアはもちろん大切ですが、実は体の内側からのケア=毎日の食事も被毛の状態に大きく関わっています。この記事では、換毛期に意識したい栄養素やフード選びのポイントを詳しくお伝えします。
そもそも換毛期とは?抜け毛が増えるメカニズム
犬の被毛には「オーバーコート(上毛)」と「アンダーコート(下毛)」の2層構造を持つダブルコートの犬種と、シングルコートの犬種がいます。
換毛期に大量に抜けるのは主にアンダーコートです。春は冬用の密な下毛が抜けて通気性のよい夏毛に、秋は夏毛が抜けて保温性の高い冬毛に生え替わります。
換毛期が目立つ代表的な犬種
- 柴犬、秋田犬などの日本犬
- ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー
- コーギー、ポメラニアン
- ジャーマンシェパード、ハスキー
この時期に新しい被毛がしっかり生え替わるためには、タンパク質や脂肪酸など被毛の材料となる栄養素を十分に摂れているかどうかがポイントになります。
換毛期のドッグフード選び|5つのチェックポイント
換毛期だからといって特別なフードに切り替える必要はありませんが、以下のポイントを意識してフードを見直してみると、被毛の状態に変化が出ることがあります。
1. 良質な動物性タンパク質が主原料であること
犬の被毛はケラチンというタンパク質でできています。食事から摂るタンパク質が不足すると、体は内臓や筋肉の維持を優先するため、被毛や皮膚への栄養が後回しになりがちです。
原材料の最初にチキン、サーモン、ラムなどの具体的な肉・魚の名前が書かれているフードを選びましょう。「肉類」「家禽ミール」のように曖昧な表記のものよりも、何の肉かはっきりわかるもののほうが安心です。
2. オメガ3・オメガ6脂肪酸のバランス
被毛のツヤや皮膚のバリア機能に関わるのが必須脂肪酸です。とくにオメガ3脂肪酸(EPA・DHA)は、皮膚の炎症を穏やかにし、健康的な被毛の成長をサポートするといわれています。
サーモンやマグロなどの魚を配合したフードや、亜麻仁油・フィッシュオイルが添加されたフードはオメガ3を摂りやすい傾向があります。
3. 穀物の有無は愛犬の体質で判断
グレインフリー(穀物不使用)のフードは消化にやさしいとされ、穀物にアレルギーがある子には適しています。一方、穀物が問題なく消化できる子であれば、必ずしもグレインフリーにこだわる必要はありません。
愛犬の便の状態や皮膚の調子を見ながら、合うフードを選んでいくのが大切です。
4. 腸内環境をサポートする成分
腸内環境と皮膚・被毛の状態は密接に関連しています。乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維が配合されたフードは、お腹の調子を整えることで間接的に被毛の健康にもプラスに働きます。
5. 不要な添加物が少ないこと
人工の香料や着色料は犬の健康にとって必要のない成分です。皮膚が敏感な子では添加物が刺激になることもあるため、できるだけシンプルな原材料のフードを選んであげたいところです。
換毛期の被毛ケアにおすすめのドッグフード4選
上記のポイントを踏まえて、換毛期の被毛ケアに適したフードを4つ紹介します。愛犬の体格や好みに合わせて参考にしてみてください。
全犬種対応で栄養バランスに優れたモグワン
モグワンドッグフードは、チキン&サーモンまたはマグロ&白身魚の2種類から選べるフードです。動物性タンパク質が50%以上と高タンパクで、サーモンやマグロ由来のオメガ3脂肪酸も一緒に摂れるのが特徴。全犬種・全年齢対応なので、多頭飼いのご家庭にも使いやすいフードです。
中〜大型犬の換毛期にネルソンズ
中〜大型犬は体が大きいぶん被毛の量も多く、換毛期の抜け毛は相当な量になります。ネルソンズドッグフードはチキンを50%以上使用したグレインフリーフードで、5kgの大容量パック。中〜大型犬でも食べ応えがあり、コスパよく良質なタンパク質を摂取できます。
小型犬の被毛&関節ケアにミシュワン
小型犬は体が小さいぶん皮膚トラブルに敏感な子も多いです。ミシュワン小型犬用は馬肉を配合した高タンパクフードで、関節ケアに役立つ緑イ貝も含まれています。小粒設計で小さな口でも食べやすく、換毛期の栄養補給と関節ケアを同時にカバーできるのが嬉しいポイントです。
香料・着色料不使用で安心のカナガン
皮膚が敏感な子や添加物が気になる飼い主さんには、カナガンドッグフードも選択肢のひとつ。グレインフリーで香料・着色料不使用、全犬種・全年齢に対応しています。シンプルな原材料構成なので、お腹や皮膚が弱い子にも試しやすいフードです。
4製品の比較表
| フード名 | 対象犬種 | 主原料 | グレインフリー | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| モグワン | 全犬種 | チキン&サーモン/マグロ&白身魚 | ○ | 動物性タンパク50%以上、2種類から選べる |
| ネルソンズ | 中〜大型犬 | チキン50%以上 | ○ | 5kg大容量でコスパ良好 |
| ミシュワン小型犬用 | 小型犬 | 馬肉配合 | − | 緑イ貝で関節ケア、小粒設計 |
| カナガン | 全犬種 | チキン | ○ | 香料着色料不使用、全年齢対応 |
換毛期に飼い主ができるその他のケア
フード選びと併せて、以下のケアも取り入れると換毛期をより快適に乗り越えられます。
ブラッシングの頻度を上げる
換毛期は毎日のブラッシングが理想的です。スリッカーブラシやファーミネーターなどのアンダーコート除去ブラシを使うと、効率よく抜け毛を取り除けます。ブラッシングは血行促進にもなり、新しい被毛の成長を助けてくれます。
シャンプーは月1〜2回が目安
抜け毛が気になるからといって頻繁にシャンプーすると、必要な皮脂まで落としてしまい逆効果になることがあります。月に1〜2回を目安に、低刺激のシャンプーで優しく洗ってあげましょう。
水分摂取も忘れずに
被毛や皮膚の健康には水分も欠かせません。ドライフードがメインの子は、ぬるま湯でふやかしたり、ウェットフードをトッピングしたりして水分摂取を増やす工夫をしてみてください。
FAQ
Q. 換毛期はいつからいつまで続きますか?
一般的に春(3〜5月頃)と秋(9〜11月頃)がピークですが、室内飼いの犬は空調の影響で換毛期が曖昧になり、年間を通じてダラダラと毛が抜けるケースもあります。
Q. 換毛期にフードを切り替えるべきですか?
必ずしも切り替える必要はありません。ただし、被毛のパサつきや抜け毛がいつもより多いと感じたら、高タンパク・オメガ3脂肪酸が豊富なフードに見直すのも一つの方法です。フードを切り替える際は1〜2週間かけて徐々に混ぜながら移行しましょう。
Q. 換毛期がない犬種もいますか?
トイプードル、マルチーズ、シーズーなどのシングルコートの犬種は、はっきりとした換毛期がありません。ただし毛が抜けにくいぶん伸び続けるため、定期的なトリミングが必要です。
Q. サプリメントで被毛ケアをしたほうがいいですか?
栄養バランスの良いフードを与えていれば、基本的にサプリメントは不要です。フードの見直しをしても被毛の状態が改善しない場合は、かかりつけの獣医さんに相談してみてください。
