「鶏が原料のフードに変えてから、愛犬の体調がイマイチ…」と感じたら
愛犬の皮膚をよく見ると、お腹や耳のまわりが赤くなっていたり、しきりに足先を舐めていたり。原因がわからずフードを変えてみたら、たまたま入っていた鶏肉が合わなかった——そんな経験をする飼い主さんは少なくありません。
鶏肉は多くのドッグフードで主原料に選ばれている動物性タンパク源ですが、その分「気づかぬうちに与え続けてしまう」アレルゲンでもあります。今回は、鶏アレルギー対応のドッグフードを選ぶうえで知っておきたい知識と、安心して試せる代替タンパク源のフードを紹介していきます。
犬の鶏アレルギーって、どんな症状?
食物アレルギーは犬にも起こり、原因の上位に挙げられるのが牛肉・乳製品・小麦、そして鶏肉です。鶏肉アレルギーが疑われるサインとして、次のようなものが知られています。
- 耳の内側が赤くなる、耳をかゆがる
- 顔まわりや足先をよく舐める
- 軟便や下痢が続く
- お腹や脇の毛が薄くなる
- フード後にゲップやガスが増える
これらは他の原因でも起こるので「絶対に鶏が原因」とは言い切れません。気になる症状が続くときは、自己判断せず動物病院で相談したうえで、フード選びの一手段として「鶏不使用」を検討していくのが安心です。
鶏アレルギー対応フードを選ぶ3つのポイント
1. 主原料が「鶏以外」のタンパク源であること
パッケージに「グレインフリー」と書かれていても、原材料を見ると第一原料がチキンやチキンミール…ということは珍しくありません。原材料表示の上から1〜3番目に鶏肉系の表記がないかを必ずチェックしましょう。
代替タンパク源として人気なのは、馬肉・ラム・サーモン・白身魚・カンガルー肉など。なかでも馬肉は脂肪が少なく低アレルゲンとされ、療法食以外でも採用が広がっています。
2. 「チキンエキス」「動物性油脂」もしっかり確認
主原料が魚や馬でも、香り付けの「チキンエキス」や「チキンオイル」が入っていることがあります。鶏アレルギーが強く疑われる場合は、こうした副材料まで鶏不使用かを確認しておきたいところです。
3. 1袋使い切れるサイズから試す
合うかどうかは、最低でも2〜4週間ほど与えてみないとわかりません。とはいえ合わなかった場合のロスを考えると、初回は1〜2kgの小袋や定期初回割引を活用するのが現実的です。
鶏不使用で選びたい、おすすめドッグフード
ここからは実際に鶏アレルギー対応として候補に挙がりやすいフードを紹介していきます。
小型犬の鶏アレルギーに:馬肉配合の「ミシュワン小型犬用」
国産で、馬肉を配合した小型犬向けのプレミアムフードです。馬肉は鶏肉アレルギーがある子の代替タンパクとして注目されていて、関節サポートに役立つ緑イ貝も入っているのが特徴。粒は超小粒で、口の小さなトイ・プードルやチワワでも食べやすい設計になっています。
「鶏不使用のフードに切り替えたいけれど、小型犬向けの選択肢が少ない」と感じている方は、まずミシュワン小型犬用を試してみると相性が見つけやすいです。
中型〜大型犬や魚派の子に:「モグワン マグロ&白身魚タイプ」
モグワンには定番のチキン&サーモンタイプもありますが、鶏アレルギー対応で選ぶなら必ずマグロ&白身魚タイプを指定してください。魚由来の動物性タンパクを50%以上使い、グレインフリーで仕上がっているので、皮膚や被毛のコンディションが気になる子にも合わせやすいレシピです。
体格を問わず全犬種に対応しているので、家に複数犬がいるご家庭でも便利。モグワン マグロ&白身魚タイプのページで原材料を確認してから決めてみてください。
「鶏はOKだけど穀物アレルギーがある」場合の選択肢
ここから先は鶏肉自体は食べられる子向けです。穀物や添加物に反応している可能性が高いなら、グレインフリーで香料・着色料不使用のカナガンドッグフードや、中〜大型犬向けにチキン50%以上配合したネルソンズドッグフードが候補に挙がります。鶏が原因か穀物が原因か切り分けたい時期に、比較対象として活用できます。
おすすめ4種を比較
| フード | 主原料 | 鶏アレルギー対応 | 向いている犬 |
|---|---|---|---|
| ミシュワン小型犬用 | 馬肉ほか | ◎(馬肉メイン) | 小型犬・関節ケアもしたい子 |
| モグワン マグロ&白身魚 | マグロ・白身魚 | ◎(魚ベース) | 全犬種・魚派 |
| カナガン | チキン | △(鶏OKの子向け) | 穀物・添加物に敏感な子 |
| ネルソンズ | チキン | △(鶏OKの子向け) | 中〜大型犬・グレインフリー希望 |
※ミシュワンは原材料の構成上、重度の鶏アレルギーが疑われる場合は購入前に原材料表示をご確認ください。
フードを切り替えるときに気をつけたいこと
新しいフードに変えるときは、いきなり全量を入れ替えず、1週間〜10日くらいかけて少しずつ混ぜ比率を変えるのが基本です。鶏アレルギー対応に切り替える場合も同じで、消化器がびっくりして一時的に軟便になるケースを避けられます。
また切り替え後は、
- 便の硬さや回数
- 皮膚のかゆみや赤み
- 涙やけや耳の汚れ
をメモしておくと、合っているかどうか判断しやすくなります。2〜4週間続けて症状が落ち着くようなら、そのフードが体質に合ったサインです。
まとめ:愛犬の体質に合った代替タンパクを、無理なく試そう
鶏アレルギー対応のドッグフード選びは「主原料が鶏以外」「副材料に鶏由来が紛れていない」「少量から試せる」の3点が重要です。
小型犬なら馬肉ベースのミシュワン、中〜大型犬や魚派ならモグワンのマグロ&白身魚タイプから検討してみてください。愛犬の体質に合うフードに出会えると、皮膚トラブルが落ち着いたり、便の状態が安定したりと変化が見えてくるはずです。
