ビーグルはもともと猟犬として活躍してきた犬種で、嗅覚が鋭く、食べることが大好き。愛嬌たっぷりの表情でおねだりされると、ついおやつをあげたくなりますよね。
でも、ビーグルは食欲旺盛なぶん太りやすい体質でもあります。毎日の食事がそのまま体型や健康に直結するからこそ、フード選びは飼い主さんにとって大切なテーマです。
この記事では、ビーグルの体質や特徴をふまえたドッグフードの選び方と、おすすめのフード4つを紹介します。
ビーグルの体質を知っておこう
フードを選ぶ前に、まずビーグルならではの体の特徴を押さえておきましょう。
とにかく食欲旺盛で肥満になりやすい
ビーグルは犬の中でもトップクラスの食いしん坊です。与えれば与えただけ食べてしまう子が多く、避妊・去勢後はさらに太りやすくなります。体重が増えると足腰への負担が大きくなるため、カロリーコントロールしやすいフードを選ぶことが重要です。
中型犬ならではの運動量
ビーグルの標準体重は9〜11kg程度。猟犬の血を引いているため運動量が多く、散歩好きな子がほとんどです。しっかり動く体を支えるために、良質なタンパク質を十分に摂れるフードが向いています。
垂れ耳ゆえの皮膚トラブル
ビーグルの特徴的な大きな垂れ耳は、蒸れやすく外耳炎を起こしやすい構造です。皮膚のコンディションは食事の影響を受けやすいため、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸がバランスよく含まれたフードを意識するとよいでしょう。
ビーグルのドッグフードの選び方 5つのポイント
1. 高タンパク・低脂肪のバランスを重視する
筋肉量を維持しつつ体重管理をするには、動物性タンパク質が豊富で脂質が控えめなフードが理想的です。目安としてタンパク質25%以上、脂質12〜15%程度のものを選ぶと、ビーグルの体型維持に役立ちます。
2. 主原料が肉か魚であること
原材料欄の最初に「チキン」「サーモン」「馬肉」など、具体的な肉や魚の名前が書かれているフードを選びましょう。「肉類」「ミートミール」といった曖昧な表記のものは、何の肉が使われているか分かりにくいため避けたほうが安心です。
3. 穀物の使い方をチェックする
ビーグルは比較的丈夫なお腹を持つ犬種ですが、小麦やトウモロコシに敏感な子もいます。愛犬の便の状態を見ながら、グレインフリー(穀物不使用)や、消化しやすい穀物(大麦・玄米など)を使ったフードを試してみてください。
4. 粒のサイズと形状
ビーグルは早食いの傾向があります。小さすぎる粒だと丸呑みしやすいので、中粒〜やや大きめの粒のフードがおすすめです。噛む回数が増えることで満腹感も得やすくなります。
5. 香料・着色料が不使用であること
ビーグルは嗅覚が非常に発達しているため、素材そのものの香りで十分に食いつきます。人工的な香料や着色料は犬にとって不要な成分なので、使われていないフードを選びましょう。
ビーグルにおすすめのドッグフード4選
ここからは、上記の選び方をふまえてビーグルに合うフードを4つ紹介します。それぞれ特徴が異なるので、愛犬の年齢や体質に合わせて検討してみてください。
モグワン — 2種類のフレーバーから選べる万能フード
チキン&サーモンと、マグロ&白身魚の2種類が用意されているモグワンドッグフード。動物性タンパク質が50%以上含まれており、ビーグルの筋肉維持にしっかり貢献してくれます。全犬種対応なので、多頭飼いのご家庭にも便利です。食いしん坊のビーグルでもフレーバーのローテーションで飽きにくいのが嬉しいポイントです。
カナガン — グレインフリーで香料着色料不使用
穀物を使わないレシピで、お腹が敏感なビーグルにも試しやすいのがカナガンドッグフードです。全年齢対応なので、子犬期からシニア期まで長く続けられます。香料・着色料を使っていないため、素材の香りだけで食いつきが良いと評判です。
ネルソンズ — 中型犬にちょうどいい大容量パック
チキンが50%以上使われたグレインフリーフードで、中〜大型犬向けに設計されたネルソンズドッグフード。5kgの大容量パックなので、食べ盛りのビーグルでもコスパよく続けられます。粒もやや大きめで、早食い防止にも一役買ってくれます。
ミシュワン小型犬用 — 関節ケアに配慮したレシピ
小型犬向けではありますが、体重が軽めのビーグルやシニア期に差しかかった子にはミシュワン小型犬用も選択肢になります。緑イ貝が配合されており、関節の健康維持をサポート。馬肉ベースで低脂肪なので、体重管理が必要なビーグルにも向いています。
4商品の比較表
| 商品名 | 主原料 | 対象 | グレインフリー | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| モグワン | チキン&サーモン / マグロ&白身魚 | 全犬種 | ○ | 動物性タンパク50%以上、2種のフレーバー |
| カナガン | チキン | 全犬種・全年齢 | ○ | 香料着色料不使用、子犬〜シニアまで対応 |
| ネルソンズ | チキン50%以上 | 中〜大型犬 | ○ | 5kg大容量、やや大粒で早食い防止 |
| ミシュワン小型犬用 | 馬肉 | 小型犬 | — | 緑イ貝で関節ケア、低脂肪 |
ビーグルの食事で気をつけたいこと
給餌量を正確に量る
ビーグルは「もっとちょうだい」の天才です。でも、おねだりに負けて多めにあげてしまうと、あっという間に体重オーバーに。フードのパッケージに記載されている給餌量を守り、計量カップやスケールで毎回きちんと量る習慣をつけましょう。
おやつは1日のカロリーの10%以内に
しつけトレーニングでおやつを使うことが多いビーグルですが、おやつのカロリー分はフードの量から差し引くのが鉄則です。おやつをたくさんあげた日は、夕食を少し減らすなどの調整を忘れずに。
フードの切り替えは1〜2週間かけて
新しいフードに変えるときは、いきなり全量を切り替えず、今のフードに少しずつ混ぜて慣らしていきましょう。最初は新しいフードを25%程度から始めて、1〜2週間かけて100%にするのが理想です。急な切り替えは下痢や嘔吐の原因になることがあります。
FAQ
Q. ビーグルは1日何回食事をあげればいい?
成犬のビーグルなら1日2回が基本です。朝と夕方に分けて与えることで、空腹時間が長くなりすぎるのを防げます。早食いが気になる場合は、早食い防止の食器を使うのも効果的です。
Q. ビーグルにグレインフリーフードは必要?
すべてのビーグルにグレインフリーが必要というわけではありません。穀物を食べてもお腹の調子が良ければ問題ないです。ただ、便がゆるい・皮膚をよく掻くといった症状がある場合は、グレインフリーを試してみる価値はあります。
Q. ビーグルの適正体重はどのくらい?
ビーグルの標準体重は9〜11kg程度ですが、骨格によって個体差があります。肋骨を軽く触って骨の感触がわかる程度が理想的な体型です。定期的に体重を量り、獣医師の健康診断で体型をチェックしてもらいましょう。
Q. ビーグルの食いつきが悪いときはどうすればいい?
食欲旺盛なビーグルの食いつきが落ちるのは珍しいことです。まずはフードが酸化していないか確認してみてください。開封後は密閉容器に移し、1ヶ月以内を目安に使い切るのがおすすめです。それでも食べない日が続くようなら、かかりつけの獣医師に相談してください。
